電子音楽ジャンルまとめ (wiki抜粋)

複雑な音楽のジャンルについて、 テクノポップ・EDM・ハードコアテクノ・ハウスなどを代表とする電子音楽の概要をまとめていきます。 内容はWikipedeiaから抜粋したものでハイパーリンクをクリックするとサイトへ飛びます。詳しくはそちらで。また、画像をクリックまたはタップすることで動画を読み込むようになっています。

 

電子音楽とは 【概要】 現代音楽の一種としてスタートし、その後商業音楽や実験音楽や即興音楽に幅広い刺激を与えた音楽の一ジャンル

【歴史・時代背景】 1970年代にデジタルシンセサイザーの発明、80年台コンピュータによる音楽制作が主流に、 90年代クラブの流行とともにテクノハウスなどのダンス向け音楽の一般化、デスクトップミュージック(DTM)の登場、 00年台パソコンの普及と高性能化、電子メディアの普及

 

それでは各ジャンルの詳細について

エレクトロニカ 電子音楽や、電子音楽に影響を受けている音楽全般を包括的に表す。 様々な方向性があり、生楽器系・電子音系・ヒップホップ系・ダンスミュージック系などに分類される。

 

テクノポップ レトロフューチャー的、SF的なサウンドが特徴。 1988年ごろから世界的に流行している有力なダンス・ミュージックの一スタイルにテクノがあるが日本のテクノポップと直接的なつながりはないとされる

【参考】 テクノ (ダンスミュージック) アメリカのミシガン州デトロイトを発祥とするクラブミュージックである。

 

テクノ歌謡 厳密な定義はなく、シンセサイザーや打ち込みなどを多用した歌謡曲を指す。 1980年前後の日本の歌謡曲の1ジャンルである。

 

エレクトロ・ポップ 1978年から1981年にかけて最初に流行したエレクトロニック・ミュージックの一形式。 冷たくロボット的で、電子音を強調するのが特徴であり、これによってシンセポップと区別される。それは、当時の初期アナログシンセサイザーの制約によるところが大きい。また、近未来SFに縁取られた、異星人的で無表情な歌詞も特徴とする。

 

シンセポップ 1970年代末から1980年代にかけて世界的に流行したポピュラー音楽のスタイルである。 音楽的には、シンセサイザーシーケンサーなどの電子楽器を中心に据えた、ロックと電子音楽の中庸とも言える形態である。楽曲の中にはプログレッシブ・ロックフュージョンの影響を受けた物もある。したがってシンセポップに括られるアーティストの中には、ギターをフィーチャーしたロック色の強いバンドもいれば、完全に電子音のみで楽曲を構成するアーティストも存在する。

 

フューチャーポップ シンセポップ(主に楽曲構造やボーカルスタイル)、高揚感のあるトランス(壮大さや、シンセのアルペジエートによるメロディ)などからの影響を吸収した音楽ジャンルである。

 

 エレクトロニック・ダンス・ミュージック シンセサイザーシーケンサーを用い、主にクラブないしは音楽を中心にすえるエンターテインメントの場において、その場の人々を躍らせるという目的のもと作られたダンスミュージックのことである。 EDM(Electronic Dance Music)は明確なジャンルを指すものではなく、ロックやジャズ、ヒップホップなどと同じように様々なサブジャンルを包括した用語である。人気のジャンルとしてハウスやトランス、テクノやダブステップ、そしてトラップなどがある。

 

ダブステップ1999年にイギリスのロンドンで誕生した強くリバーブのかかったドラムを用いた2ステップの総称。2001年にロンドンの「Velvet Rooms」というクラブで開催されていた「Forward (FWD>>)」というクラブイベントで、2ステップのダブミックスにブレイクビーツドラムンベースの要素を加えた音楽を選曲することが流行したのがダブステップの始まりである。その音楽は2002年ごろには「ダブステップ」というジャンルとして、2ステップやグライムとはまた違った音楽として知られるようになっていった。

 

ハードコアテクノ 1990年代初めから半ばにかけてオランダのロッテルダム、アメリカのニューヨーク、オーストラリアのニューキャッスルなど多数の場所で出現した電子音楽のスタイルである。ハウスを源流とし、高速なテンポ(160-200BPM。時にはそれ以上)と、主張が強いビート、大胆かつリズミカルなサンプリングが特徴。

 

ガバ(ロッテルダムテクノ) オランダのロッテルダム発祥でハードコア・テクノの一つに分類される。音楽の特徴の一つに曲のBPMの速さが挙げられる。140以上の高速BPMの曲も多く、なかには300近いBPMの曲も存在する。全てにおいて非常に破壊的な特徴を持つ。そのひとつとして、キックドラムの音にディストーションをかけた「ガバキック」を使用することが挙げられる。

 

ハッピーハードコアハードコアテクノの音楽のジャンルの一つ。イギリスの地方都市を発祥の地とする。 これより発展し、進化したジャンルをUKハードコア(UK HARDCORE)と呼び、現在の主流となっている。 またここから影響を受けたジャンルにトランスコア(Trancecore)、更に派生したフリーフォーム(Freeform)がある。テンポが速く(一般に160bpm以上)、狂気を通り越して笑えてしまうほどの高速ビートやふざけたリフ、音程を上げた甲高いボーカルサンプルやピアノのバッキングの連打が奏でる「ポジティブ」「ハッピー」な印象は他の様々な音楽ジャンルと一線を画する。ハーコー、ハピハコ、ハピコア、ハッピーなどと略す場合がある。構成は主に4つ打ちとブレイクの配置が一般的だが、ドラムンベースのリズムを多用する傾向も認められるため、一貫性は薄い。M1ピアノとサンプリングしたレイヴスタブを多様しており、トランスなどで見られるシンセサイザーによるメロディラインも大きな特徴の一つである

 

スピードコア ハードコアテクノの一種で、歪んだバスドラムや攻撃的なテーマ、高速なBPM(テンポ)等が特徴。基本的に200~1000の帯域に分類されるが、細かくジャンル分けする場合、さらにテラーコア(Terror)やスプリッターコア(Splittercore)、エクストラトーン(Extratone)が存在する。どのジャンルもそれぞれ細かな定義はあるものの、主な違いはBPMの違いのみである。(テラーコアは200~300、スプリッターコアは800~1000、エクストラトーンは1000以上)もう一つ挙げられる大きな特徴は、歪んだバスドラム(いわゆるガバキック)の使用である。一般的に見られるスピードコアの曲調は、叫び声をサンプリングする、強烈なディストーションによるノイズを絡める等非常に荒れ狂っており、リスナーに敵意を煽る攻撃的なものが多い。

 

チップチューン おもに1980年代に発売されたパーソナルコンピューターや家庭用ゲーム機に搭載されていた内蔵音源チップで作られる。 それらをエミュレートした環境で作られたり、他の音源で「チップチューン風」の音楽が作られたり、他の楽器音と同時演奏されることもある。これらが広い意味でのチップチューンと見なされる場合もあるが、実機特有の雑音(ヒスノイズ・ハムノイズ・クリップノイズなど)や位相のずれを「実機らしさ」として評価される場合がある為「実機演奏された物だけがチップチューンである」という見方もある。

 

 

ハウス・ミュージック 1977年にアメリカ合衆国シカゴで誕生した音楽ジャンルの一つ。R&Bの影響を強く受け、また性差別をテーマにする音楽を発祥としている。 ディスコやフィリー・ソウルR&B)のサウンドに、ラテン音楽のリズム(特にピアノやパーカッションのパターン)を融合することにより誕生した。 現在はテーマ性はほとんど消え、音楽のアレンジ(編曲)上の一手法(ミックスと言われるもの)として、世界的に普及している。

 

アシッド・ハウス 狭義にはアナログシンセサイザーの変調効果を多用したエレクトロニック・ミュージックを指す。広義では、1987年頃からシカゴやロンドンで同時多発的に始まった、電子音楽、ファッション、クラブ・カルチャーをミックスしたカルト現象を意味する。

 

トランス ハウスから派生したエレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種である。130から150くらいまでのBPM(テンポ)のリズムに加え、うねるような旋律を奏でるのが特徴。そのリズムやメロディは、さも脳内の感覚が幻覚や催眠を催す「トランス状態」に誘うかの様な様式からトランスと呼ばれている。

 

  ユーロビート 主にシンセサイザー等の電子楽器を多用した、4/4拍子で、BPMが120〜160前後の速いテンポの楽曲である。元は欧州のハイ・エナジー、イタリアで大量に生産された「イタロ・ディスコ」に端を発しており、1980年代後半に日本に持ち込まれて以来、日本のみで独自の発展を遂げているダンス・ミュージックである。

 

長くなってきたので紹介はここまでにしておきますがまだまだ種類はあるようです。

ドラムンベース - Wikipedia

トラップ (音楽のジャンル) - Wikipedia

フレンチコア - Wikipedia

ブレイクコア - Wikipedia

ダークコア - Wikipedia

マキナ (音楽) - Wikipedia

UKハードコア - Wikipedia などなど

 

他にも面白いものだとメタル系にまで派生しており、インダストリアルメタルから、トランスメタル、トランスコアといったジャンルでも電子音楽が使われているようです。

 

~感想~

電子音楽、特にシンセサイザー音楽に興味があり、ジャンルの違いについて調べてみようと思ったのがきっかけです。

概要と動画を見ればなんとなく雰囲気はつかめた気がします。 発祥の違いやBPMの違いなどでジャンルが異なったり、各ジャンルが他ジャンルを内包していたり類似していたりと、詳しく理解するのは難しそうですね。 動画は個人的に良いと思ったものを選択しただけのため、ジャンル的には微妙にずれてたりすることがあるかもしれません。 Wikipedia (2016/11/5時点のもの)

 

動画のスクリプトなど

【新機能追加】「ようつべタグぽん ver.2.0」で、動画タイトルを挿入できるようになりました - Backflow

ようつべタグぽん ver.2.0